母の日のプレゼントにも
「彩りと香りを楽しむ・ポプリ」
最近は手作り石けんなど「手作り」ものがブームで、当社でも手作り材料を購入する方が増えています。
ハーブを使った手作り=クラフトで、昔から親しまれてきたものに「ポプリ=Pot Pourri」があります。
ポプリiはフランス語で「混ぜ合わせた香り」などの意味があり、花・木・フルーツ・ハーブ・スパイス・香料を混ぜ合わせて熟成させたものです。材料を乾燥させて作るものをドライポプリ、塩や黒砂糖などを混ぜたものをモイストポプリと呼び、モイストポプリは半乾きの材料を使ったりします。
古代からこのようなものは存在したようで、古代ローマの「博物誌」プリニウス著にポプリのようなものを装飾された壷に入れて部屋に置いたとあります。
中世のヨーロッパでは、厄除け・病気除け(衛生状態が悪く、ペストの流行もありましたので)目的で用いられましたが、徐々に装飾的な意味合いが強くなり、貴婦人達の美意識を満足させるレシピが登場してきます。現在受け継がれているトラディショナルなポプリのレシピは、イギリスのエリザベス1世の頃のものが多いようです。
フランス革命を境に、貴族達が好んだこのような華やかなものは影をひそめてしまいましたが、近世になり手芸好きの主婦達の間でブームとなり、現在はインテリアグッズとして、すっかりお馴染みになりました。
ポプリを作って見ませんか?
難しく考える必要はありません
。庭や花屋さんのお好きな植物を乾燥させたり、専門店で乾燥された材料を買ってきて混ぜ合わせるだけ。
5月は気候もよく、ポプリ材料を自然乾燥するには最適な季節。湿気の多い梅雨時期だとカビが心配ですし、暑くなって乾燥しすぎたり反射日光があたると色が悪くなってしまいます。
また彩りや香りのよい花が豊富な時期でもありますので、是非お試し下さい!
ポプリの材料(ちょっと演劇風に御紹介!)
ポピュラーな物をあげているだけで、これがないとダメと言うことはありません。自由な発想で楽しんでお作り下さい。
■ 主役
花・花びら・葉など、彩りや香りがよく見栄えののよい物。
(ローズ・ラベンダー・マリーゴールド・ラークスパー・矢車菊・月桂樹など)
■ 脇役
フルーツ・樹皮・木の実・ハーブ・スパイスなど、主役を引き立て、香りに深みをつけたりする物。
適当な大きさに刻んだり、砕いたり、すり潰します。
(柑橘類の皮・リンゴ・シナモン・サンダルウッド・松ぼっくり・ ゼラニウム・ミント・レモングラス・クローブ・ナツメグ、カルダモン・スターアニス・トンカビーンズなど)
■ 裏方
植物の根・苔・樹皮・樹脂・塩・砂糖など、保留剤=香りを長持ちさせるためのもの。時には脇役にもなります。
粒や粉の状態のものが多いです。
(オリス、カラマス・乳香・没薬・安息香・オークモス・岩塩・黒砂糖など)
■ 衣装
「香りをまとう(着る)」なんて表現しますが、演出効果を盛り上げるのに欠かせません。
素材の香りを楽しんでもよいのですが、香りが薄くなってしまった時や、香りを付けて楽しんでもよいですね。
天然植物の香りがお好みならエッセンシャルオイルを。 (ハーブ・花・木・実などの香り)
自然採取が難しい香りや貴重な香りも、調合・合成オイルなら気軽に楽しめます。(ピーチ・ストロベリー・ガーデニア・ライラック・バニラ・ムスク・アンバーグリスなど)
■ 会場
なんと言っても入れ物がないと始まらないですね。
お好みのガラスや陶器の容器に入れて下さい。プラスチックやビニール素材だと、素材から出た油分や香り付けのエッセンシャルオイルで変質するおそれがあります。
母の日のプレゼント
5月は母の日がありますね。ポプリをプレゼントしてもよいですが、この日にお花を贈ったり贈られたりする人も多いのではないでしょうか。
プレゼントされたお花をポプリにして、思い出に残してみませんか?
カーネーションは、花を丸ごとでも花びらをバラバラにして乾燥させてもいいです。カリス成城ではカーネーションの調合オイルも扱っておりますので、御利用下さい。