商品研究ROOM
製品を中身を知ると、ハーブやアロマが見えてくる!
すでに製品化されている商品の中身(ハーブやエッセンシャルオイル)を一つ一つ解説して、より深く商品を知っていただこう!と言うコーナーです。
その商品を使う時の他、ご自分でハンドメイドする時などの参考にして下さい。
そこで今回の商品は
「みつろう」
クリスマスと言えばキャンドル。教会のおごそかな光でもあり、クリスマスの食卓をてらしだす優しい光でもあります。
ここ数年キャンドルの人気が高まり、見ているだけで楽しくなるような形・色・香りのものが出回っていますが、クリスマスに灯すなら、「みつろう」のキャンドルがおすすめです。
「みつろう」はその名前の通り、蜜蜂の巣から採取する蝋です。働き蜂は食べた花の蜜の一部を使って蝋を生成し、お腹の部分から分泌します。その蝋を使って
あの正確な六角形の巣を作ってゆき、蜜が貯まるとフタをします。養蜂場では、そのフタの部分をナイフで削ぎ落としてから遠心分離器にかけて、蜜を取り出します。
ですから蜂蜜を得る時には、必ずミツロウも採取されるのです。その削ぎ落とした部分を溶かし、ゴミを取り除いたり、精製したものが「みつろう」です。
「みつろう」は、その蜂が住む土地や季節によって変化します(精製度合いでも)。みつろうの中には、蜂が集めてくる植物の蜜・花粉・樹液(プロボリス)が含まれているからです。これらは人の体によいと言われ、健康食品として売られているものばかりです。
そんな「みつろう」は体によいばかりでなく、安全性も高いので、様々な用途に使われています。
・キャンドル
・クリームや口紅などの化粧品
・軟膏や座薬などの医薬品
・床など木製品や皮材のワックス
・万一食べてしまっても安全な幼児用クレヨンや粘土
・お菓子(カヌレを作る時、型に塗るのも有名)
・ろうけつ染め
・印刷用インクや蝋紙作り
・鋳型・模型作り
・電気機器の接着・潤滑・防水として
etc,.
セイヨウミツバチから採取する「みつろう」は豊富で、紀元前から照明として使われていたといいます。(日本ではハゼの実から採る蝋を使っていました。)今でも教会は必ずみつろうキャンドルを使うそうなので、ヨーロッパ人々には大変身近な存在なのでしょう。
近年は石油製品から作られるパラフィンワックスで作られたキャンドルが主流ですが、自然派の方達にはみつろうが人気です。みつろうはススが出ず空気を汚しませんので、狭い日本の住宅事情にも合っているように思います。
みつろうキャンドルを灯す・・・その甘さの中にも清々しさを感じる香りと、あたたかく包み込んでくれるような優しい光の中で、聖夜を過ごしてみてはいかがですか。
みつろうキャンドル作りについて