2001年3月・Advise For Seasons
冬の角質脱ぎ捨てて、お肌も春の装いを

暖かい日差しに、春の訪れを感じるこの頃。冬の厚いコートやジャケットも役目を終えて春物と選手交代!
そこでお肌も「衣替え」。美しい肌で春を迎える為のスキンケア方法をご紹介しましょう。

その前に、まず冬のお肌についてお話しします。
冬は寒さや空気の乾燥によって肌の生理機能が低下しています。血行不良や皮脂分泌の減少が角質を厚くさせ、ゴワつきを感じたり、肌をくすんで見せます。また潤いのない肌は、角質が荒れている状態ですから、外からのホコリや雑菌が入り込みやすく、トラブルの原因になっています。

それが春になると、気温の上昇と共に肌が活発化してきます。ところが春はまだまだ空気も乾燥してるし、日中は暖かくても朝夜は冷えると言う不安定な状態ですから、肌の状態もアンバランスになっています。その上そんなお肌に対して、日々強くなる紫外線は容赦なくあたっているのです。
また日差しが強くなってくると共に、冬場に出来てしまった肌のくすみ、シワ、シミがよく見えるようになり、自分としては急に肌の状態が悪くなったように感じられます。

以上のことから、季節の変わり目はいつも通りのスキンケアを習慣的におこなうのではなく、肌の状態に合わせたスペシャルケアが大切になってきます。
そこで是非取り入れて頂きたいケアが「フェイシャル・サウナ」と「クレイ・パック」です。
これらは、冬場に厚くなった角質や汚れを軟化させ、取り除いてくれますから、それによって肌の新陳代謝を正常化させ、どんな要因にも負けない健康なお肌作りをサポートしてくれます。

フェイシャル・サウナ
毛穴を開き、奥の汚れを取り除きます。角質を軟化させます。血行を促進して肌を活性します。使用するハーブによって、肌によい影響をもたらします。

・鍋に水(約2カップ)とお好みのハーブ(約20g)を入れ、沸騰しないよう弱火で煮出します。
・鍋を火からおろし、その蒸気を5分〜10分顔にあてます。目はつぶって下さい。
 この時頭からバスタオルをかぶると蒸気が逃げず効果的です。
・最後にぬるま湯で軽く洗い流します。

おすすめのハーブは、
カモマイルジャーマン(鎮静・消炎)、ラベンダー(鎮静・殺菌)、ローズ(新陳代謝促進=美肌)、ヒース(美白)、ローズマリー(ひきしめ・若返り)、マリーゴールド(キメを整える)

クレイ・パック
クレイとは地中の粘土質から採取するもので、ミネラル分を多く含みます。余分な皮脂・毛穴の汚れ・老廃物などを吸着吸収し除去してくれます。水分油分共に多く保持する性質もありますので、パックの際に一緒に加える水分・油分を効果的に作用させてくれます。クレイは痛みのある部分を湿布する際の基材としても使われます。
クレイには多くの種類や色がありますが、含まれる成分の違いや産地で分類されます。ここにご紹介するカオリンは吸着吸収にすぐれた作用を持ち、紫外線反射効果もありますから、パックだけでなくフェイスパウダーとしても使うことが出来ます。

・クレイ(約10g)に、歯磨き粉の固さを目安に、お好みの水分・油分を加えて練ります。
・目と口の回りは避けて、顔全体に指で丁寧にのばします。余ったら首筋にも。
・5〜10分そのままにして、その後ぬるま湯で洗い流します。

おすすめの材料は、
ハーブを粉末にしたもの、ハーブの浸出液や芳香蒸留水、植物性オイル、エッセンシャルオイル、乳製品(ヨーグルト・生クリーム・サワークリーム・牛乳など)、野菜(きゅうり・レモン・イチゴ・アボガド・メロン・人参など)、卵、はちみつ

 

フェイシャルサウナ、クレイパックのやりすぎはかえって肌に負担をかけてしまいます。肌の状態を見ながら、1〜2週間に1回位を目安におこなって下さい。肌にトラブルのある方は使用しないで下さい。
終了後は、お肌に合わせた水分・油分の補給をしてあげることが大切です。
きれいになったお肌への紫外線ブロック・ケアも忘れずに。


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