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新年度がスタートしました。桜の咲くこの季節、街には新しい学制服やスーツを着たフレッシャーズがあふれています。
ところが、この季節に心身の不調を訴える人が増えるのも確かです。
代表的なものとして「五月病」がありますが、入学・入社・転勤・引越など新年度は大きく環境が変化します。新しい環境が期待と違っていたり、早く慣れようと力んだり、自分をとりまく環境の変化に順応しきれないストレスが、5月頃に症状となって出てくるので「五月病」と呼びます。
よくある症状としては、不眠(眠れない・眠っても疲れがとれない)・食欲減退・疲れやすい・だるい・無気力・無関心などがあげられます。
このような状態になりやすい性格傾向として、几帳面・真面目・完全主義・優等生・周囲に気遣いをする人・内向的な人などと言われています。しかし実際にこのような症状に陥っている人にとっては、この長所とも言うべき性格をうらめしく感じ、益々自分を追い込んでしまうことがあります。
自然と人の関係を考えた時、少し視点が違ってきます。「木の芽時」のこの季節は「静・陰=冬」から「動・陽=夏」へと変動する時期です。この変動に、ストレスが多く・生命力の気薄な私達現代人が順応できず、体や精神に不調をきたすのは十分にあり得ることです。
そこで!このような不調を抱えた方にハーブをご紹介・・・と、その前に是非アドバイスしたいことがあります。
それは旬の野菜を食べることです。春野菜にはタケノコ・ふき・菜の花・アスパラ・タラの芽・春キャベツなどの芽の野菜があり、「アク」や「えぐ味」のあるものが多いのです。これは冬の体を目覚めさせ、夏に向けて体を整えるという役目も持っています。
実際タケノコから出る白いブツブツはチロシンと言い、脳の働きを活性化することから「やる気を起こすアミノ酸」と呼ばれています。このことからも旬の野菜を食べることが、私達が季節の変動を乗り切る助けとなってくれることが分かります。旬の野菜から自然界のリズムを取り入れて下さい。
<精神の不調を改善するハーブ>
ラベンダー
カモマイルジャーマン
リンデン
レモンバーベナ
レモンバーム
セントジョーンズワート
パッションフラワー
オレンジピール
オレンジブロッサム
これらのハーブは、不安感・神経質・動悸・動揺・緊張・過敏・疲労感・眠りが浅い・何度も目覚める・不眠・情緒不安定・仰うつ・無気力・落ち込み・絶望感などを改善する作用をもっています。
特にセントジョーンズワートは、米国では鬱病や不眠に悩む人に欠かせないサプリメントで、ここ数年で日本でも認知度が上がりました。実際、世界の様々な国で鬱症状の治療薬として使用されています。但し、セントジョーンズワートは下記の薬剤の効果をまた下記の薬を減少するなどの副作用が認められますので、相当する方はセントジョーンズワートの使用をやめて下さい。
抗うつ薬、抗HIV薬、免疫抑制薬、強心薬、抗不整脈薬、血液凝固防止薬、気管支拡張薬、経口避妊薬、抗てんかん薬
<セントジョーンズワートと薬剤に関する記述>
厚生省の医薬品・医療器具等安全性情報
日本薬剤師会
精神的な不調を感じた時は、無理せず好きな事をしたり、のんびり休むようにしましょう。家族や友人に愚痴をこぼしただけで解決する時もあります。
周囲の人は、叱ったり・励ましたりせず、いつも通りに接し、必要ならば話を聞き、そっと見守るようにしましょう。
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